2007年5月19日

アフガニスタンのクゥンドゥスの市場で自爆テロが起き、民間人多数のほか、平和維持任務のために派遣されていたドイツ兵士3人が死亡しました。この事件は、アフガニスタンでタリバンとアルカイダが再び勢力を盛り返し、ISAF(国際安定化軍)に対する攻撃を強めていることを示しています。

かつてアレクサンダー大王は、「アフガニスタンを横断することはできても、占領することはできない」と言いました。ISAFはアフガニスタンを占領しようとしているわけではありませんが、欧米諸国が、9月11日事件の温床となったこの国からテロ組織の根を絶つまでには、まだかなりの時間がかかりそうです。